私を鬱状態直前まで追い込んだ人が、転倒骨折し入院した。
十数年以上その人に怯えながら生活していた。距離を取りたくても取れない環境の中、その人を怒らせないように振る舞い、自分の心は傷ついていた。
でも、よくよく考えると、そんな人と付き合っているのは私の選択である。
主人と離婚すれば解決する問題である。でもそれをしないのは私の選択である。
数年前、いざとなれば主人と離婚して自分の心を守ると覚悟を決めた。
それからは何かが吹っ切れたように、適度な距離を取り自分を保っていた。
私を追い詰めたその人は今は辛い状況にある。
その人の回復を心から願うなんて今の私にはできない。
他人の不幸を喜んだりする人間にはなりたくない。
ただ、その人のおかげで心が強くなったのは事実だ。
だから私は願う
「その人にとって良き方向に導かれますように」と
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